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高松病院通信 8月号(NO.135)

レカネマブ投薬開始

レカネマブは2023年12月20日に日本で発売となりました。
認知症の進行を遅らせる為の薬で、認知機能の低下を緩やかにする効果があります。当院では国の承認を受け、この度レカネマブの投与が可能となりました。

投薬対象者はアルツハイマー病による軽度認知障害及び軽度の認知症の方です。他院で上記の診断を受けた場合でも、レカネマブの治療の対象となるかについては精査する必要があり、主治医の診察の他に認知機能検査、MRI、PET検査が必要となります。

レカネマブについてのより詳しい説明をご希望の方は、お近くの職員までお問い合わせ下さい。

災害時の高齢者逃げ遅れ対策

災害が発生した際、高齢者は逃げ遅れるケースが多いです。逃げ遅れてしまう理由として、テレビやラジオではリアルタイムの状況把握に時間が掛かる事、健康問題、迷惑がかかると避難拒否が挙げられます。

逃げ遅れを防ぐ方法として、自治体のハザードマップと避難経路を確認する事、避難行動要支援者名簿に登録しておく事、事前に避難用リュックの準備、災害時の連絡ツールを決めておく、いざという時の助け合いに繋がる為ご近所とコミュニケーションをとる等が挙げられます。

災害は予測できず起こる事から、事前の準備はしっかりしておきましょう。