高松病院通信　9月号（ NO.124）

小学校での認知症普及啓発活動

令和5年6月、7月にかけて高松病院の高松杏子医師が十和田市立三本木小学校の1年生と4年生の児童を対象に認知症の講話を行いました。

認知症医療の第一人者である故 長谷川和夫先生が作成した絵本「だいじょうぶだよ‐ぼくのおばあちゃん‐」を使用し、児童と一緒に認知症について考え、理解を深めてもらいました。今後も認知症高齢者の増加が予想される事から、当院では若い世代への普及啓発活動も続けていきたいと思います。

認知症基本法の成立

令和5年6月14日に「認知症基本法」が参議院本会議で可決・成立しました。この法律が制定された事で国は共生社会の実現の推進という目的に向け、認知症施策を国・地方が一体となって講じていきます。当院も国の方針に従い、活動を続けていきたいと思います。