高松病院通信 1月号(NO.109)
[高松病院通信]
~嚥下機能と嚥下体操について~
嚥下は舌や口まわり、首などの筋肉を用いて飲食物を喉から食道へと送り込む一連の動作を指します。高齢となると嚥下機能は低下しやすい為、食事前に次のような嚥下体操を行う事が大切です。①深呼吸をしてから、首と肩を軽く動かしましょう
②口を大きく開け、閉じる時は歯を噛み合わせましょう
③口をすぼめたり「イ―」と口を横に引きましょう
④頬を膨らませ、すぼめましょう
⑤舌を「べー」と出してから喉の奥へと引きましょう
⑥「パ・ピ・プ・ペ・ポ」をゆっくりはっきりと言いましょう。
このような動作を何度か繰り返す事で、嚥下機能を維持していきましょう。