高松病院通信 10月号(NO.106)
[高松病院通信]
東北町地域ケア会議
令和3年10月13日(水)に東北町役場本庁舎にて、第5回東北町地域ケア会議が開催され、当院の精神保健福祉士 大下 慧が助言役として参加しました。ケア会議では医療・介護関係者が集い、事例紹介とグループワークを行いました。
認知症の方が地域で安心して生活をしていく為に、どのような社会資源があれば良いのか、認知症の本人、家族、地域住民の立場で意見を出し合い議論しました。
成年後見制度について
近年、高齢者を狙った詐欺事件が増えています。
認知症などの理由で判断能力の不十分な方々は、財産管理(不動産や預貯金などの管理等)や身上保護(介護・福祉サービスの利用契約等)の法律行為をひとりで行う事が難しい場合があります。また自身に不利益な契約である事がわからないままに契約を結んでしまい、悪質商法の被害にあうおそれもあります。このような判断能力の不十分な方々を法的に保護し、支援するのが成年後見制度です。
成年後見制度について詳しく知りたい方は、相談員までお尋ね下さい。