高松病院通信 6月・7月号(NO.103)
[高松病院通信]
自立支援医療制度
自立支援医療制度とは心身の障害に伴う症状を治療する為に、かかる医療費の自己負担額を軽減する公的な制度です。
長期にわたる通院が必要な場合、診察代や薬代などの費用がかさみ生活する上での悩みの1つとなりやすいです。この制度を利用する事で経済的負担は軽減され、体調の安定や治療に専念する事ができます。
自立支援医療制度の対象となるのは「統合失調症やうつ病などの精神疾患を有する者で、通院による精神医療を継続的に要する者」となります。申請については市町村の担当窓口で行えます。自立支援医療制度について詳しく知りたい方は、当院の相談員までお尋ね下さい。
高松病院コラム ~自然災害への備えについて~
日本では毎年のように、大きな自然災害が発生しています。災害に襲われた時の事を考えて、事前に準備を行うのは大切です。備蓄品の目安として、3日から1週間程度は生活できるようにしておきましょう。
まずは「ないと困るもの」と「あったら便利なもの」をリスト化する事がお勧めです。また薬を服用している方は、避難時に薬とお薬手帳を忘れずに持ち出せるよう保管場所を決めておきましょう。
しかしどれほど準備しても災害時には、平時では考えられないような事が起きます。緊急連絡先を事前にまとめ活用出来るよう備える事が大切です。