接遇新聞すまいる(平成29年4月号)
[接遇新聞すまいる]
接遇改善へ向けた取り組みについて
高松病院では、平成28年11月より職員の接遇教育の充実を図り、医療現場における接遇の重要性を認識するとともに、患者サービスの充実と医療の向上に寄与するため、毎日のミニ研修やあいさつ運動、院内接遇研修などを開催し、全職員の接遇向上に取り組んでいます。
医療機関における接遇向上は、医療者と患者さま・ご家族さまとの円滑なコミュニケーションを促進し、信頼関係を育むための起点と考えております。特に精神科医療においては、医療者と患者さま・ご家族さまとの相互理解が治療の成果に直結するものであり、その重要度は大きいものと考えます。
そのため、これまで以上に院内接遇研修や挨拶運動、広報誌作成等の接遇改善活動を充実させ、高松病院グループ全体の接遇改善を図り、医療機関・介護施設が提供するサービスの質の向上をめざしていきたいと考えております。
これからも地域の皆さまに支持され信頼される病院・施設であるために、当グループ一丸となり接遇向上に努めていきたいと考えております。今後とも何とぞよろしくお願いいたします。
年間計画
全職員参加による接遇改善を協力に推進し、医療・看護・介護サービス向上と業務の改善を目的として、接遇改善推進委員会があります。
委員会では、隔月で「美人」キャンペーンを企画しました。1・2月は「あいさつ・笑顔美人」、3・4月は「笑顔・みだしなみ美人」、5・6月は「みだしなみ・動作美人」というように、接遇の改善テーマを設け、全職員一丸となって取り組んでいきます。
接遇推進委員会の中にも委員会が設けられ、それぞれ役割分担し活動しています。
- マニュアル委員・・・「美人」キャンペーンに即した研修マニュアルの作成
- 調査委員・・・1・2月と8・9月、10・11月にアンケート調査実施
- 広報委員・・・「美人」キャンペーンポスターの作成・接遇新聞の発行
- リーダー委員・・・活動計画の作成・「美人」キャンペーン・満足度調査の分析等
活動報告
接遇改善に向けて実際に始動し始めて約3ヶ月がたち、年始に3日間行った接遇インストラクターと接遇委員による朝のあいさつ運動や、毎日行っている朝礼ミニ研修などにグループ全体で取り組んでいます。
活動状況を接遇インストラクターと接遇委員が報告し討議した内容をお伝えします。
- 仕事を笑顔で始められるようになった。
- 意識して入室時のノックや挨拶ができるようになった。
- 笑顔で自然に挨拶できるようになった。
など、職員の接遇への意識が高まってきています。
職員全体の意識改革を行い、自然に気持ちの良い対応ができるよう、今後も高松病院グループ一丸となり日々の接遇研修に励んでいきたいと考えております。